日本FP協会を退会したその理由とは?

日本FP協会を退会したその理由とは?資格

今ではファイナンシャルプランナー(FP)はとても人気のある資格ですね。

日本では幼い頃にお金に関する教育を受ける機会がないので、大人になって自ら勉強しなければなりません。
近年お金に関する意識が高まってきたのでしょう。


筆者もFPの資格を持っているのですが、先日、日本FP協会を退会しました。
なぜ退会したのか、その理由をお話したいと思います。

現在の流れとは違う20年以上前のFP資格取得

LIFEPLANと書かれたノートと電卓とペンと付箋

当時は知られていなかった「ファイナンシャルプランナー」という言葉。

お金に関する知識を身につけなければ

筆者の場合、親の教育も少しあってかお金に関することに興味関心がありました。

筆者自身の人生の転機も重なり、生きていくためには何か資格を取得した方がいい、そしてお金に関する知識を身につけなければならないと強く感じていました。


将来に活かせる資格を探していたところ、たまたま「ファイナンシャルプランナー」という文字を見つけたのです。
資産設計ができるようになり、他人にアドバイスをすることで独立ができるというものでした。

とてもマイナーな資格だったので今のように書籍はありませんし、勉強できるような通信教育も少なかったと思います。
たしか、LEC東京リーガルマインドの通信教育にしました。


たとえファイナンシャルプランナーという職業に就かなくても、自分自身の身を守れるのではと思って勉強を始めたのです。

日本FP協会のAFP

当時はファイナンシャルプランナーの資格を扱っているのは日本FP協会しかありませんでした。

FPの資格はAFP(普通資格)とCFP(上級資格)の2つです。
CFPはAFPの資格がないと受験できないので、まずはAFPからです。

今ほど難しくはなかったと思います。

学科試験の他に提案書を作成するものがありました。
昔過ぎて忘れてしまいましたが、これが実技試験だったのでしょうかね。
この提案書をどのように作成して良いかがわかりませんでした。

今のように情報はありませんし、通信教育の中に作成方法が載っていたのかも覚えていませんが、この提案書で一度試験に落ちました。
再度提出?してなんとかAFPに合格しました。

AFPを取得し日本FP協会に入会することで「ファイナンシャルプランナー」を名乗ることができるのです。

2級ファイナンシャル・プランニング技能検定試験免除特例講習

それから数年後、2級ファイナンシャル・プランニング技能検定試験免除特例講習というのを受けさせられました。

AFPを持っている人がこの特例講習を修了して合格すると、国家試験の「2級ファイナンシャル・プランニング技能士」の資格を得ることができるというものです。

つまりAFPやCFPは日本FP協会の民間資格で、新しく「ファイナンシャル・プランニング技能士」という国家資格ができたのですね。

現在では、AFPになるには2級ファイナンシャル・プランニング技能検定に合格することが必要なようです。

この講習により、筆者は民間資格の「AFP」と国家資格の「2級ファイナンシャル・プランニング技能士」の2つのFP資格を持つことになったのです。

FP資格はその後の人生に活かされたのか

保険の見直し

結論、特に活かされませんでした。

資格がマイナーすぎた?時代を先取りしすぎた?

まず、FP資格を重視する就職先がありませんでしたね。
資格が新し過ぎて「ファイナンシャルプランナーって何?」と言われることがほとんどでした。


一度はどこか金融関連のお仕事に就き、実務としての資産設計の経験を積まないといきなり独立なんてできるものはありません。
もちろん金融関連の面接も行きましたが、FP資格の有無はほとんど関係なかったと思います。


金融関連のお仕事はあきらめて、違う職種に就いて数年後にやっと「ファイナンシャルプランナー」が認知され始めましたね。

生活に活かされたか

活かされないといえば嘘になるでしょう。


FPは税金、老後、相続、保険、資産運用などあらゆるお金に関することを勉強するので、決して無駄ではありません。


筆者の場合、若くして資格を取得してしまったので、相続も老後も生きていく上でまだ知識を必要とする場面がありませんでした。
何より、それらの法律等が変更されていくので常に勉強していなければ知識も古くなってしまいます。


AFPの資格の更新には継続教育なるものが必要で、2年のうちに単位を取得しておかなければ資格が更新できなくなってしまいます。
金融関連の仕事に就かない限り、この継続教育の他にお金の勉強をする機会なんてほとんどないですからね。
知識を忘れていくだけです。


あ、でも一応CFPに挑戦したのですよ。
3科目は合格しましたけどね。

転職に活かされたか

唯一、履歴書に書けるということですかね。


ファイナンシャルプランナーが認知され始めて、試験もだんだん難しくなっていった頃の転職の履歴書には少しは有利に働いたのではないでしょうか。
「FP資格を持っているんですね。すごいですね。」と言われましたから。
FP資格を持っていることは珍しかったようです。


ただね、筆者の場合、試験が簡単なマイナーな頃に取得しましたし、もうそれから何年も経っていて、知識なんてほとんど忘れてます。
資格を持っているということだけでしたよ。

日本FP協会を退会した理由

Why?Becauseと書かれた積み木

長年お世話になりました。

理由その1:直接的には活かされなかったから

FP資格が仕事に直接的には活かされなかったからですね。

先にも述べましたが、ファイナンシャルプランナーという資格が認知される頃には、もう筆者は金融関係の仕事をあきらめ違う道へ進んでいましたから。

年齢がいくとさらに金融関係の転職は難しくなっていきましたし、その後のお仕事には全く活かされませんでした。

理由その2:12000円の会費がかかるから

日本FP協会の年会費は12000円かかります。

月1度冊子が届きますが、FPに関連した仕事にも就いていないのに、ただAFPを名乗れるというだけで12000円はきついかなと以前から感じていました。

もともと当時は日本FP協会しかなく、AFPを初めに取得しているのでそのままズルズルとここまできてしまいましたが、もういいかなと・・・。

理由その3:履歴書には国家資格を書けばいいから

ファイナンシャルプランナーを名乗れるということは履歴書にも記載できますので、資格の欄に記載したいだけで会費を払っていました。

でもよくよく考えれば日本FP協会の「AFP」を名乗れないというだけです。

この先転職をする予定はありませんし、もし履歴書を書く必要性があれば、国家資格の方を書けばいいだけという話でした。

国家資格は一度取得すれば更新なしで一生ものですからね。

もっと早く気づいて退会していれば、余計なお金を払わなくてよかったのになぁと思ってしまいました。

忙しいと自分を振り返る時間がないですからね。
最近になってふとこうやって気づくものです。

FP資格は目的を持って取得を

資産のアドバイスをする人

人気があるからといってなんとなくで取得することはおすすめできません。

FP資格を人生のどのようなことに活かしていきたいのかを良く考えましょう。
そして、3級なのか2級なのか、自分がどこまで勉強したいのかもよく検討した方が良いでしょう。

知識を蓄えるために資格を取りたいのなら3級でもいいかもしれません。
FPに関連した仕事に就きたいのであれば、もっと上を目指さなければなりません。


資格を取得したからといってすぐに独立はできないでしょう。

また、アドバイスをするということが性格上自分に向いているかどうかや、他人の資産設計をするということはその人の人生を動かすということの責任についても深く考えなければならないと思います。


決して簡単な資格ではないですから、時間もお金も必要となります。
目的意識を持って取得に励んでいただきたいと思います。

さいごに

FP2級と書かれた積み木とノートとペンと電卓

いかがでしたでしょうか。
今回は日本FP協会を退会した理由についてお話しました。

ファイナンシャルプランナーってアドバイス業みたいなものですよね。
単独で主としてやっていくにはどうしても経験が必要になると思います。
まずは主ではなく副として、銀行、証券会社、保険会社、不動産業、住宅メーカーなどの「社内FP」で経験を積むとよいのでしょうね。

筆者はFP資格を活かせませんでしたが、活かすところはたくさんあります。
あるからこそ人気資格なのです。
勉強されている方はぜひ頑張ってくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。



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