寝具って大事ですよね。
大事と分かっていながらも買い換えるきっかけとか、価格の問題とか、探す手間とかいろいろハードルが高くてつい疎かにしがちです。
筆者のきっかけは首肩腰の悩みでした。
体に限界がきて「もうどうにかしなきゃだめだ」と重い腰を上げて探した結果、行き着いたのが「GOKUMIN」のマットレスでした。
今回はそのお話をします。
あくまで筆者の経験・感想です。
購入のきっかけ

人間ってきっかけがないと動かないものです。
それではいけないのですが・・・。
変形性股関節症
4、5年以上前からでしょうか、左股関節の調子が悪く、歩くとグキっとなって骨がズレる?ような感覚がありました。
身体の重心を左にかけた時によく症状が出てましたね。
整形外科に行ったところ、「変形性股関節症」と診断されました。
軟骨が減っているということですね。
これって基本的に治らないらしいので、腰痛体操のようなもので筋力が落ちないようにしてひどくならないようにするとか、痛みがあったら湿布や塗り薬を使うとか、その程度しかできないのです。
ま、仕方ないですよね。
この体とうまくやっていかなければならない。
家では股関節をやわらげるストレッチを続けていますが、最近では身体の重心がどこであれ、普通に歩いてグキっとなるようになってきていました。
横向き寝
筆者は主に横向きに寝ます。
数年前は感じていなかったのですが、ここ最近はその横向き寝によって、足の付け根の出っ張っている骨が当たるようになって、横向きになるのがちょっとつらくなってきていました。
そのまま寝ると、朝起きて骨に違和感が残ったままになるようになってきたのです。
しかも横向きなので肩も当たるのですよね。
すると、肩こりにもなるし、首も痛くなってきます。
これは枕の問題もあると思うのですが、以前自分に合う枕をまあまあいい金額で買ってはみたもののやっぱり合わなくて、それ以来高額で枕を買うことに躊躇していたのです。
首肩腰・・・三重苦だ。
でも横向きで寝たい・・・。
旅先の宿のベットが・・・
先日、小旅行に行ったときの宿のベッドに驚きました。
いつものように横向きになっても骨に当たらなかったのです。
もちろん次の日だって骨に違和感はありません。
快適でした。
そりゃ、宿のベットはいいベッドなのでしょう。
雲泥の差があるのは理解しています。
だけどあまりの違いに、マットレスに原因があり、マットレスで痛みを軽減できると知ってしまったのです。
「これはどうにかしなきゃ。変えればどうにかなるんだ。」と思い、どうすれば良いかの検討を始めました。
マットレストッパーとは?
宿のベッドにはマットレスパッドが敷いてあって、一瞬「これのおかげなのか?」と思ってしまいましたが、そんなわけありません。
マットレスパッドは基本的にはマットレスを汚さないためのものです。
マットレスのヘタリの軽減の役目もあります。
マットレス本体を買い換えなければならないのかと検索していたところ、「マットレストッパー」という言葉に出会いました。
マットレストッパーはその名の通り、マットレスの上に敷くものです。
マットレス本体の補助的なもので、寝心地が悪いとかマットレスがヘタってきたとか、そんなときに使います。
筆者の寝床はベッドではなく、通気用にすのこを敷き、その上にマニフレックスというメーカーのマットレスを置いています。
マニフレックスは購入してからもう9年近く経つので買い換えてもいいのかもしれませんが、それほどヘタった感はないですし、10年保証が付いているということは少なくとも10年は保つのではと思うので、買い換えなくてもいいと思っていました。
ですので、マットレストッパーを使うことで、価格を抑えて今とは違う少しでも楽な感覚があれば、まずはそれでいいのではと考えました。

マットレストッパーの選び方

マットレストッパーとは、敷きパッドでもマットレスパッドでもありません。
マットレストッパーとは?
先にも記しましたが、マットレストッパーは、マットレスの上に敷くもので、マットレス寝心地が悪いとかマットレスがヘタってきたとかに使う、マットレス本体の補助的なものです。
厚みが4cm〜10cm程あるとはいえ、基本的に単品で使うものではありません。
マットレスの上に敷いて正しい使い方をしないと、逆に身体を悪くしてしまいますからね。
低反発?高反発?復元率やウレタン密度
低反発か高反発かについては、腰痛持ちには高反発のものが良いそうです。
低反発ですと身体が沈みますものね。
好みや体調は人それぞれですからご自身に合ったものを選びましょう。
低反発や高反発を表す値に「N(ニュートン)」があります。
ウレタンマットレスの硬さですね。
メーカーやマットレスの説明サイトでは、100N〜110Nで高反発としていて、はっきりとした基準はないようです。
それと大事なことは、復元率とウレタンの密度です。
復元率が90%以上で、ウレタン密度が30Dですと良質なようです。
硬さにしても、復元率やウレタン密度にしても、これらの情報はきちんと出ているはずです。
購入時にはきちんと確認しましょう。
厚さ
マットレストッパーの厚さは大体4cm〜10cm程度です。
5cm以上のものを選ぶのが良いそうです。
硬いものでしたらもう少し薄くてもよいようですが、せっかく買ったのに薄くて寝心地が変わらなかったら困りますね。
10cmにもなるともはやマットレス本体ですよね。
今あるマットレスの上に敷くのであれば極厚でなくてもいいのかなと思います。
GOKUMIN高反発マットレスForMen

筆者はこれを選びました。
選んだ理由


商品説明によると、
・硬さ:180N(やや硬め)
・高密度:32D
・高反発
・復元率:99.1%
・マットレスの厚さ:5cm
調湿効果と消臭効果のある竹炭がマットレスに練り込んであって、内外のカバーにも抗菌・防臭加工を施している「トリプル抗菌とトリプル消臭」だそうです。
ちなみに「ForMen」ではないものはダブル抗菌防臭加工で、厚さ4cmまたは5cm、高密度34Dまたは32Dがあります。
GOKUMINホームページによれば「ForMen」は男性が使用することを想定しており、女性より体重が重い男性が快適になるように5cmになっていて、寝汗などの気になる臭いを消臭するようにできています。
筆者としてはやはり厚さは4cmより5cmのほうがいいかなと思っていましたし、マットレスの上に敷くのでたまに通気をするとはいえ多少の湿気は逃れられないのであれば、抗菌防臭加工で菌や臭いはできるだけ避けたいと思ったのでこれにしました。
価格も重要ですよね。
一応、厚さや硬さなど自分が決めた品質基準は満たしていますし、Amazonで7980円でしたので、お手頃でした。
上を見たらキリがないですしね。
寝てみた

裏カバーに滑り止めが付いているのですが、ずれないことはないです。
ですので、ボックスシーツで覆ってくださいね。
カバーを取り外して洗うこともできますが、シーツをかぶせることで汚れも防げますからね。
まず寝る時にマットレスに乗っかったところ、マットレスのみのときとは全然反発が違いました。
今までなんて柔らかいので寝ていたのだろうと思ってしまいました。
マニフレックスだって高反発で良い商品なのですけどね。
横向きに寝てみると、今まで感じてた骨にあたる感覚はかなり軽減されていました。
あの宿ほどではないですが、随分と違うものです。
朝起きても骨の違和感はかなり無くなっています。
初日はとても満足です。
今までの骨の違和感の名残りがあったので、もう少し体調を万全にしながら、さらに様子を見ていきたいと思います。

マットレストッパーという文字はない
GOKUMINでは「マットレストッパー」という言葉は使用していません。
通販サイトで検索する際に、GOKUMINの商品が希望であれば検索バーに「GOKUMIN」と入力したほうが早いでしょう。
他のメーカーとも比較したいのであれば「マットレストッパー」と入力しましょう。
会社

どこの会社?って思いましたよね?
株式会社KURUKURU
株式会社KURUKURUという会社です。
東京本社はGINZA SIXの13Fにあり、研究所(本店)は江戸川区中葛西にあります。
研究所(本店)といってもマンションのようです。
自社製品の企画販売や輸出事業、通販事業をやっています。
Amazonにはこのマットレスについて「日本企業開発の・・・」と記載されていますし、商品詳細には「日本企業開発・イタリアデザイン・一部中国製/一部日本製」とも記載されています。
また、GOKUMINホームページによると、日本の技術者が商品開発と品質チェックをしているそうです。
日本の会社なのですね。
直営店はない
やはり寝具って直接見て触ってみたいですよね。
ですがどうやらGOKUMINには店舗はないようです。
東京本社のGINZA SIXの13Fを調べましたが、飲食店ばかりでこのような寝具売り場はありませんし、研究所(本店)の中葛西もマンションなので、店舗はないようです。
販売は主に通販サイトで、Amazon、Yahooショッピング、楽天市場の他、ドン・キホーテ一部店舗店頭でも販売しているようです。
さいごに

いかがでしたでしょうか。
今回は「マットレストッパーとは?GOKUMIN高反発マットレスってどう?」というタイトルで、「GOKUMIN高反発マットレスForMen」を買ったお話でした。
そもそも首肩の凝りが治るとか、腰痛が治るとかそんな話ではないです。
本当に体が悪い方はお医者さんへ行きましょう。
あくまでも、マットレストッパーは寝心地や寝具の不具合の補強・補正です。
少しでも快眠になれるといいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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