通信制大学で学歴コンプレックスを解消するための心構え

通信制大学で学歴コンプレックスを解消するための心構え大学

学歴コンプレックスって、その場所ごとでかなり痛感することがありますよね。

一生嫌な思いをしたくないという方は「通信制大学」をお勧めします。

なぜなら、通信制大学を卒業すれば「大卒」になりますので、学歴は「大卒」に変わります。
基本的に学歴コンプレックスから解消され、自分に自信が付き、周囲の目を気にすることもなくなります。

ただ、大学を卒業するということは簡単ではありません。
仕事をしている方なら尚更です。

今回は、通信制大学を卒業した筆者の経験を元に、学歴コンプレックスを解消するために通信制大学入学を考えている社会人の方に、大学に入学するための心構えをお話します。
※ここでは「高卒」「社会人」の方向けのお話です。

卒業したらどんな未来が待っているのか

履歴書の学歴と職歴の欄とペン

卒業できたらこんなに嬉しいことはありません。

学歴が変わる

文部科学省認可の大学を「本科生(正科生)」で卒業することで、大学卒業資格「学士」の学位を得ることができます。
つまり学歴が変わります。
もう高卒ではなく「大卒」になります。

もちろん履歴書にも書くことができますが、書く際の注意点があります。
写真を見てお分かりになると思いますが、学位記には「通信教育部」とはどこにも書かれていません。
学位記だけ見ると通学なのか通信なのかは判断できません。

履歴書に「通信教育部(通信教育課程)」と絶対に書かなければならないということはないらしいのですが、卒業証明書等の書類には「通信教育部(通信教育課程)」と記載されている場合があります。
ですので、履歴書にはきちんと「通信教育部(通信教育課程)」と記載した方がトラブルにはならないでしょう。
年齢でも分かることですしね。

学位記

自分に自信がつく

仕事をしながら大学で勉強をし卒業できたということはかなりの自信になります。
そしてその勉強したことが知識として身につき、実生活で活かされます。

毎日コツコツとテキストを読み、リポートを書き、試験を受けて単位を取る、この地味な繰り返しをしていて気づくことがあります。
それは、この「毎日コツコツ」の継続は必ず前進をしているということです。

難しいテキストでも何度も読めば理解できる、理解できればリポートも書ける、リポートも書けるようになれば試験も受かるという、前に進んでいる実感があるのです。

「継続は力なり」と言いますが、継続すればやり遂げられるという成功体験は、今後の困難にも立ち向かえる力を養えたことになります。

学歴コンプレックスのことや周囲の目を気にしなくなる

学歴が変わるので基本的に学歴コンプレックスから解消されます。

気持ちに余裕が出てくるので、学歴の話題が出てもそれほど嫌な気分にはなりません。
ひどいマウントに遭遇してもある程度スルーできます。

また、周りの目を気にしなくなります。
もう自分は大卒なんだという自信から引け目を感じる必要がなくなるからです。
ひとつ大きな重荷を下ろし軽くなる感覚があります。

先ほど「基本的に」学歴コンプレックスから解消されると書いたのは、例えば会話の中で「大学時代のときに〜」みたいな話になるともちろん何も言えないからです。
そんなときは微笑んで聞いてるふりをしてあげましょう。

何のために大学へ行くのか

数冊の本とペンとメガネ

挫折を防ぐために入学を考えている方に改めて考えていただきたいのです。

大卒になりたいから

「大卒になりたい」これが主な理由だと思います。

なぜなら学歴コンプレックスから解消されたいからです。
これは大きな理由となります。

この気持ちを持ち続けることが非常に大事ではあるのですが、逆に非常に難しいことでもあります。
モチベーションは大きく持ちすぎても疲れて続きません。
挫折に直結してしまう可能性があります。

心がけていただきたいのは、モチベーションは細く長く持ちましょうということです。

何年も続く自分との戦いです。
意気込みはそこそこに、心の奥底だけは絶対やり遂げる気持ちで、焦らずいきましょう。

知識を身につけたい・勉強をしたい

勉強する目的を持つと楽しくなります。
通信制大学で勉強しようと考えているのですから、向上心がある方が多いと思います。

高校時代はそれほど勉強意欲が無かったとしても、大人になって「これが知りたい」「これを勉強してみたい」という気持ちが出てくることがあります。
興味のある分野の学部を選び、学ぶことはその後の人生が豊かになることと思います。

何の興味のない分野で大卒を目指すのは苦痛でしかなく、これも挫折に繋がります。
せっかくですから、大学に入って勉強をする明確な目的を持ち、興味関心のあることについて深く学んでみましょう。

大学の選び方

UNIVERSITYと書かれたスタンプとノートとペン

数年お世話になるのですからしっかり考えて選びましょう。

勉強の目的

先に述べたことと重複しますが・・・

何のためにその大学へ入り何を勉強をしますか?
明確な目的はありますか?


ここでは大卒になるという目的ではなく、勉強内容についてです。

通信制大学は卒業率が低いとよく聞きます。
「◯◯大学の卒業率は◯◯%」などの解説がありますが、そんなものは自分自身のやる気次第なので何%だろうと関係ありません。

卒業率が低く挫折してしまうのは、大学に入る明確な目的が欠けている場合があるのも一つの理由だと思います。
社会人で仕事が忙しければ、大学の勉強に費やす時間が減りモチベーションを失うことがあるでしょう。

しかし、大学で勉強する目的、興味のある分野での勉強意欲があれば継続することができます。
もっと知りたい、もっと学びたいと思う分野が、挫折を防ぐ方法のひとつです

試験やスクーリングに行くと良くわかるのですが、自分よりはるかに年上の方々など周囲は本気で勉強しています。
とても刺激されます。

有名大学かどうか

学歴コンプレックスの理由に「Fランク大学出身」というのもあります。
これも非常に大きな悩みだと思います。
自分の出身大学を言いたくないと思った時点で学歴コンプレックスです。

これから通信制大学に入学をしようと考えているあなたは、このことをどう思いますか?

筆者の経験の話で申し訳ないのですが、筆者は初め、名前の知られていない大学に入学しました。
当時は勉強を継続できるかどうか自信がありませんでしたし、学びたい方向性も決まっていなかったので、社会人として役に立つ分野での学部で勉強を始めました。
勉強をしていくにつれ、もっと学びたいという分野が見つかったことと、今の大学を卒業して大卒になったとしても、名前が知られていない大学で人に言えないということは大学を卒業した意味がないと思い、違う大学へ編入しました。

つまり筆者の場合、名前の知られていない大学では自分の学歴コンプレックスは解消されないと思ったのです。

また、名前が知られている、いないに関係あるかどうかはわかりませんが、大学のレベルの違いはあります。
編入前の大学は常に良い成績を取れましたが、編入後はそう簡単に良い成績は取れませんでした。
レベルが高ければその分卒業にも時間がかかるかもしれません。

レベルが高く時間がかかっても有名大学を卒業したいのか、無名大学でも簡単に大学を卒業できればいいのか、どの時点で自分の学歴コンプレックスが解消できるのかを良く考えましょう。

大学の中身

①通信だけかスクーリング必須か
通信制大学ですので基本的に自宅学習なのですが、スクーリングといって、大学へ行って対面授業を受けなければならない大学もあります。
スクーリングにも種類があり、春期・夏期・秋期・冬期、ゴールデンウィーク、週末、地方・メディア等があります。
メディアスクーリングであれば大学へ行く必要はありません。
それぞれの期間、時間帯、受講費用を確認しましょう。

②大学の場所はどこか
スクーリングや試験を受けに大学へ行かなければならない場合があります。
自宅から通えるところに大学があるか確認しましょう。

③試験は年に何回あるか
大学によって異なります。
試験日が多ければその分チャンスが増えますので単位が取りやすいかもしれません。
試験が、実際に大学や会場に行かなければ受けられないのかオンラインで済むのかや、時間帯や曜日などの行われる日程が自身の生活のタイミングに合うかどうか確認しましょう。

④費用
入学時には入学選考料や入学金が必要となります。
そして1年間の基本授業料が毎年かかります。
その他、1科目のスクーリングにそれぞれ受講料がかかり、大学で受講するのか、メディア(オンデマンド)かで金額が異なります。
また、学部によりますが、実習費用や研究費用、卒業論文審査料などがかかることもあります。

⑤在籍期間は何年か
仕事をしていると4年間で卒業はかなり難しいかもしれません。
そこは社会人で仕事もしていますし、「留年」という考え方はしなくてよいと思います。
何年かかっても「卒業する」ことを目標にしましょう。
正科生で1年生で入学すれば最長12年、編入学ですともう少し短いかもしれません。
仕事の状況や生活環境からみて、在籍期間内に卒業できるかどうか確認しましょう。
どうしても仕事が忙しくなってしまった場合は、休学もひとつの案です。

もう一つの費用

積まれたコイン

大学の学費だけが費用ではありません。

テキスト代

テキスト代、これがけっこう地味に大きいです。

大学や学部にもよりますが、例えばテキストが各自購入の指定市販本だった場合(自分で書店やアマゾンで購入)、2000円〜4000円前後します。
これが科目ごとに発生します。

また、そのテキストがあまりに難しく読みにくいとき、もう少し易しいテキストを書い直すとさらに費用がかかります。

もちろん図書館で借りても良いのですが、2週間やそこらでは理解できなかったり、リポート作成に必要だったりしますし、図書館の本にはメモを書き込むことはできません。
そう考えると買ってしまった方が使い勝手がいいのです。
指定のテキストの他にも、補助の参考書が必要なこともあります。

文具類

ノートやルーズリーフなどの文房具類も必ず必要です。

また、スクーリングの授業の資料を印刷したい、本をコピーしたいということは多々あり、コピー用紙も結構購入することになります。

自宅のプリンターで印刷をするということは、インクがあっという間に減ります。
このインク代は本当に痛いです。

大学への交通費

スクーリングや試験を大学で受けるには交通費がかかります。

地方の方は、泊まりで受けに来なければならないこともあるかもしれません。
自宅から通える範囲の大学であれば、宿泊費用はかからなくてすむのですが。

スクーリングで何日も通うときは学割がきくかもしれません。
きちんと確認しましょう。

周囲の理解

仕事場でのチームワーク

周囲の理解も大切です。

家族の理解があると、例えば試験前やリポート締切日間近なとき、夕飯を出前で簡単に済ませられたり、家事を手伝ってくれたりしてくれるでしょう。

また、会社の上司や同僚にも理解があればとてもありがたいです。

筆者の場合、どうしても1つだけ大学でのスクーリングが避けられない科目があり、数日会社を休まなければならなかったことがあったのですが、上司や同僚の理解があり無事にスクーリングに行くことができました。

大学は長期戦になりますので、独りよりも複数人の協力者がいてくれればとても心強いです。

生活の見直し

たくさんの時計

勉強できる時間を確保しましょう。

自身の生活のリズムを考えて、いつもより早く起きて朝に勉強するのが合っていればそれはそれで良いと思います。
もしできなければ、ひたすら隙間時間を見つけましょう。

動画やゲーム、SNSの時間を減らしてみてください。
テキストは常に持ち歩き、通勤の電車の中、ランチを食べた後のお昼休み、寝る前など時間はたくさん作れます。

塵も積もれば山です。
少しの時間を積み重ねるだけで必ず大きな力になります。

注意点としては、無理をしないことです。
よし頑張るぞと気合いを入れても気合いは持続しません。
無理をしても健康を害しては仕事にも影響が出ます。
オンオフの切り替えをしっかりして、やるときはやる、遊ぶときは遊ぶようにし、ストレスをできるだけ無くしましょう。

何よりも健康を一番に考え、モチベーションは細く長く持ち、焦らずいきましょう。

自分が通信制大学に向いているか

夕暮れに自転車を押す女の子

通信制大学は基本的に孤独です。

ひとりなのでマイペースで勉強ができます。
友人を無理して作る必要はありません。
ひとりでも全然大丈夫、引きこもり大歓迎という方は心配ありません。

もしどうしても友人を作りたい方は、スクーリングに行って見つけるか、SNSなどで見つけるかですね。

筆者は必要なかったです。
交流にも時間を割くことに繋がりますし、友人云々考える時間があるならテキストを1ページでも読む時間に使った方が良いです。
ひとりでも黙々と勉強できる方は卒業できるでしょう。

さいごに

桜と青空

いかがでしたでしょうか。
今回は「通信制大学で学歴コンプレックスを解消するための心構え」についてお話しました。

なぜ心構えについてお話したのかというと、働きながらの通信制大学は決して簡単ではないからです。
せっかく大学で勉強しようと入学したのに、辞めてしまってはもったいないからです。
大学に入る前に、大学で数年間勉強することについてやっていけるかどうかを改めて考えていただきたいと思ったのです。

少しでも挫折者を減らしたい、大学を卒業して学歴コンプレックスを克服してほしい、そんな思いからこの記事を書かせていただきました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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